毛髪科学

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こんにちは。思春期の子供にクソババアと言わせたら子育て成功の証だそうです。大月です。

今日は髪の話し。

髪は高温低温の温度差からのショックをやわらげたりするような保護作用と、ヘアスタイルなどファッション的役割などの機能を持ちます。

髪は主にたんぱく質でできていますが、このタンパク質を分解していくと、アミノ酸という小さな単体になります。

このアミノ酸が2〜100個集まるとPPTになります。

また、アミノ酸が100個以上集まるとタンパク質になります。

人間の身体をつくるアミノ酸はたった20種類ですが、その組み合わせ方、手のつなぎ方によって約10万種類のタンパク質ができます。

髪は、爪や肌の角質層と同じケラチンタンパクという硬い種類のタンパク質でできています。

一方、肌や内臓はコラーゲンタンパクという軟らかい種類のタンパク質です。

髪のダメージの原因にはアルカリ剤や還元剤などの成分によるヘアカラー、パーマによるダメージ。

紫外線を浴び続けることでキューティクルが損傷を受けるダメージ。

アイロンなどの熱により、髪がタンパク変性を起こしてしまうダメージ。

シャンプー、ブラッシングによる物理的なダメージです。

一方、ダメージを受けた毛髪のケア、補修は毛髪内部を整えることから始めます。

毛髪内部を整えない限り、いくら表面を整えてもその効果は薄いものとなります。

髪の状態に合わせた毎日のシャンプー・トリートメントが大事なんですよ(^-^)